のらのわ耕舎の鶏と野菜の良い関係

明日香村に鶏500羽と共に農業に向き合う農夫の日々

違う二人


左はうちで飼いはじめて六ヶ月経つ鶏のタマゴ、右がうちで飼いはじめて三ヶ月経つ鶏のタマゴ、右のタマゴはいわゆる初卵と呼ばれるタマゴ。今月初頭に産みはじめたばかりです。
細かいことは忘れてしまいましたが、産卵をはじめてから何ヶ月かのうちは初卵と呼ばれ、一部の熱狂的なタマゴフリークはこの初卵を所望されるとかどうとか…。
実際、タマゴを産み始めるその瞬間まで、鶏は体内にタマゴの、正確には黄身は栄養袋なんですが、その栄養素を蓄え続けているのだから、初めて産んだタマゴはさぞかし強力な滋養を備えていると考えられているのです。
でも実際売るとなると、買われる側の大半は大きなタマゴを求められます。
結果、フリークまでも存在する初卵はsサイズのタマゴとしてちょっとお求め安くなって店頭に並びます。
そんな初卵とそうで無いタマゴとを食べ比べしようと皿に割ってみてビックリ[emoji:v-405]色が全く違います。
のらのわ耕舎では、鶏さんの自主性を尊重し、腐葉土や緑餌を自由摂取させているため、よく草を食べる鶏の黄身は黄色く、あまり食の進まない鶏の黄身は白っぽくなってしまいます。
これって普通だと思うのですが、なかには今回のように二つ割って色の違う二つがでてきて片方を腐ってると言われたなんて話しを聞いたことがあります。
ご心配無く!逆にいいタマゴです!