のらのわ耕舎の鶏と野菜の良い関係

明日香村に鶏500羽と共に農業に向き合う農夫の日々

イタリアンライグラス

本日、冬場の鶏さんたちの大事な食事となる牧草のイタリアンライグラスの種を蒔きました。
こう書くと、あ〜種蒔いたのねって話なのですが、この種を蒔くまでがほんとに大変でした。
なにしろ、今つかえる農地はほぼ冬野菜の畑として使われており、これを潰して牧草をつくるわけにはいかず、そうなると別に用意することになります。
新規就農者には農地の貸借がなかなか難しく、これが第一の関門となるわけです。
ありがたいことに、鶏舎の近くに新しい農地をM氏のはからいで借りることができたのですが、この農地、クズと野バラと笹の群生地となってしまっていて、開墾にはそれなりの力が必要でした。
結果的には、僕たちがツルや木を刈り取り・伐採し集めたあと、土建屋さんが大型のユンボを用意してくれて、ここにはびこる様々な根っこを起こしてくれました。
頑張る奥さん
頑張る次男
山積みの根っこ

そして、整地


種を蒔くシンガポールの子供たち。

なんで?!って思われた方いらっしゃるでしょう。
この子達、明日香村に農家泊といって農家の家にショートステイに来た子達です。M氏から農業体験の依頼があったので、牧草の種を蒔いてもらいました。
素直で笑顔か素敵な二人でした。
そんなこんなで、今年の牧草の準備は終了です〜。