のらのわ耕舎の鶏と野菜の良い関係

明日香村に鶏500羽と共に農業に向き合う農夫の日々

must中華

「月日は百代の過客にして行き交う人もまた旅人なり」
松尾芭蕉が唄った言葉を最近 思うことがよくあります。

年をとったのか、単に段取りが悪く忙しいだけなのか…過ぎ行く日々の速さに意識を失いそうになりながら、のらのわ耕舎を立ち上げ今年で6年目を迎え、少しずつですが前進を感じる今日この頃です。

そんな6年目を迎えたのらのわ耕舎ですが、創立当初からお世話になっているのが、

僕達が5年前の2011年 明日香村に鶏舎を建てて鷄を飼い始めた当初、商品となる卵と同時に発生する規格外品の卵の売り先に頭を悩ませていた時、話を持ち込み快く受けていただいたのが こちらの花林さんでした。

おやっさんは豪快ながらも繊細な味覚で火を扱い 鍋を振るい、毎度 食べる度に新鮮な満足を与えてくれます。

さてさて、規格外品の卵ですが、実際は最初にこちらに話を持ち込んだわけではなく 助平な僕は卵の消費が多いところといえば、菓子屋かと安易な考えから、和菓子屋や洋菓子屋、はたまたパン屋などに営業を試みたのでした。
結果はといえば、洋菓子屋では「コクが足らない」や「色が薄すぎる」と散々…。
結論としては「価格が合わない」と惨敗に終わり。
ならばと、知り合いのつてで 高級和菓子屋へ卵を持ち込んでみたところ「美味しい!」「小豆の味が引き立つ!」「和菓子にはこの色味は良い!」など、こりゃ契約いただける?!と思ったのも束の間、結局「価格が合わない」とお断りされ、やっぱり価格的に無理があるかぁ〜〜。と気落ちする日々でした。

そんなダーク・ブルーな日々を過ごしていた僕達は、何度か食べに行っていた花林さんに晩御飯に行き、その場で交渉したところ「良いよ、持っといで」と、あっさり。

でも、実際はお店にとって簡単な判断ではなかったと、思い返され 只々おやっさんの心意気に感謝です。


この5年間、沢山の消費者、小売店のもと 生産者として、人として沢山の叱咤激励を頂けたことで、今ののらのわ耕舎があります。
その大勢の人達の中、毎週顔を合わせ言葉を交わしてきた おやっさんには公私にわたり支えをいただいてきたと言えます。


そんなmust中華な花林さんが、目出度く25周年を迎えられ、この度 記念イベントをかいさいされています!!
こちら⤵︎
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行ったこと無いという方、この機会に是非行ってみて下さい♪
満足無しでは帰れません!

友達の わっかのぱん和(にこ)さんhttp://wakkanopan.com/pan/と一緒に 一足お先にお邪魔しました^_^

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今回も満足一杯でした!
25周年おめでとうございます!