のらのわ耕舎の鶏と野菜の良い関係

明日香村に鶏500羽と共に農業に向き合う農夫の日々

明日香村産 腐葉土


本日もぼちぼち腐葉土を山へ採りに行きました。
こちら、腐葉土を採っているそばで思いっきり寝てる我が家のネコ クロさんの写真
と、そのアップ
明日香村の山は豊かだと、山へ入るたびに思います。
どこの村も山は針葉樹で植林されフワフワの腐葉土を採る事は困難ですが、ここ明日香の山は手付かずの山が残っていて、そんな山では良い腐葉土をあつめることができます。
それでも、面積当たりの採れる量はしれていて、一度採りに入ったところは当分の間採りに入れません。
当然 採りすぎるとその部分は自然のバランスを崩してしまうので、良いところだけを少し分けてもらうといった程度です。
そんなわけで、グルグルと山の中を回っては、ここは良い!ここはイマイチ!といった具合に奥さんと山へ行ってコンテナ2つほど山から頂いてきました。

でも、明日香村内の山すべてがこうとは言えません。
林業バブルのときに植林された山は、無残の一言です。
時代に取り残され、もう一度 本来あった山の姿に戻そうにも お金も人手も無く、何よりその原風景や知恵を持った人が今どれだけいるのか…。
間伐が間に合わず崩れる山がここ奈良では少なくなく、それでも、今もまだ少しずつ針葉樹の植林は続けられていて、少し違和感を感じてしまいます。