のらのわ耕舎の鶏と野菜の良い関係

明日香村に鶏500羽と共に農業に向き合う農夫の日々

年末

師走も終わりに近づき少しは気持ちも穏やかに新年を迎える準備をと思っていた矢先…。
可愛い鶏達にツツキが出てしまいました。
ツツキというのは、鶏同士でお互いのお尻をつつき合う行為なのですが、酷い場合 死に至るケースもあり、初期対応とその後の対策とをうまく行わないと、かなりの数の鶏を失います。
ちなみに、今回のツツキで我が鶏舎では一羽 死亡させてしまいました。

ツツキの発生原因は正しくは解明されていませんが鶏はストレスに敏感な動物なので、ツツキが出るということは、なんらかのプレッシャーやストレスを感じていると考えるべきです。
今回、我が鶏舎でツツキが起こった直前、とてもキツイ寒波が前日に来ていました。
これまで大した寒さにあたることもなかった鶏たちにとって12/23.24の寒さは相当厳しいものだったとおもいます。
結果 鶏達は、周りの鶏のお尻を突つくことで自らに感じるストレスを発散します。
今回、対策として餌のカロリー調整、鶏舎内外の環境改善により、ほぼツツキは解消できましたが、傷を負った鶏をそのままにしておくと さらに酷い状態になるので、隔離して経過をみてみました、ちょっとずつ傷も癒え、産卵もできるようになってきました。
かなりわかりにくいですが、何にもない部屋で意外と鶏達は気持ち良さそうにしています。