のらのわ耕舎の鶏と野菜の良い関係

明日香村に鶏500羽と共に農業に向き合う農夫の日々

籾取り

ご無沙汰のブログです(~_~;)

今年はなんやかんやと忙しく、我が家の脱穀は11月の末となり新米が食べれたのは12月になってからでした。
我が家では新米だけは8分づきにして頂きます。
これくらいすらないと味が分かりにくいからです。
いゃ〜、今年のお米も良い出来です(自画自賛)。
で、本日、籾とりをしました。

手で刈り取り、この後脱穀です。

ちょっと長く置きすぎたせいか、脱穀した後、籾を見てみるともみ殻が剥がれているのも、ちらほらみられますが、全体的にしっかり太った立派な種籾です。
来年はこの種籾で米作りになります。

毎年、種籾はM氏にご用意いただき皆で籾蒔きをしますが、先輩農家のEさんは自家採種した種籾で育てた稲は 雨ニモマケズ風ニモマケズ 、5年もするとその土地に合ってくるとのこと。

種取りは僕たちにとって必要不可欠なことですが やはりその手間はとても大きく大変な作業ですが、今年 36歳、農業に携わり6年が経ち、あと何回自分たちの手でお米作りができるかと考えると、種籾を獲り、繋いでゆくことはとても重要なことのように思います。

さてさて、来年はこの種籾でどんなお米がいただけるでしょうか?
今から楽しみです。